プラスチック、が時代遅れになるとき


【MUSIC VIDEO】Fantastic Plastic Machine (FPM) / Beautiful Days (2001 "Beautiful.")

 

グレイズ・アナトミーをみていて、頻繁に耳にする

「plastic surgery」という言葉が「形成外科」を意味することを知って

ええ、プラスチックってそういうことか

と今更驚いた。

 

和製英語としてのプラスチックは、

辞書によると

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF/#jn-195117

「《「プラスティック」とも》熱や圧力などによって可塑性を示し、任意の形に加工・成型できる高分子物質の総称。天然樹脂と合成樹脂とがあるが、ふつう後者をさし、塩化ビニル樹脂・アクリル樹脂などの熱可塑性樹脂と、フェノール樹脂・尿素樹脂などの熱硬化性樹脂とに大別される。可塑性物質。」

と定義されており、

樹脂の質感、が強くイメージされる。

 

例のごとく語源をおっかけてみると

πλάσσω - Wiktionary

”I form, mould, shape, sculpt
I plaster
(figuratively) I form, train a skill
I imagine
I put in a certain form
(figuratively) I fabricate, forge”

 

などがあがっていてこの末尾にしれっとかいてある「forge」

ってのが、偽造というニュアンスがあって、いかにもなのである。

あるいは、bandage =バインド という意味でもある。

 

つまり、石油由来の樹脂のなにがすごいって、

本来はくっつくはずのないストーリーが、

意味不明にかんたんにくっつくことが可能になる。

だから、形作ることが可能になるわけだ。

 

日本語における「プラスチック」が持つ

チープでポップで、カラフルな元型イメージとは

違うところにもとの元型イメージがあるんだな

とも思ったし、

よくよく考えれば、

どうしてプラスチックがポップで明るく楽しいのかといえば

本来、自然のストーリーでかたちづくっていく

面倒臭さやややこしさをぶんなげて

安直にかたちをつくりまくれる自由、への「楽しいじゃん」という

ニュアンスなのかもしれない、とも思う。

 

海王星が、物質世界に反転してあらわれて

よくもわるくもそのことが時代をかたちづくってきたわけだが

それがもう、終焉になっていくのかな。。。