相対的(4)

今の仕事は、

少し昔のわたしだったら、絶対に選択をしていなかった。

 

ずっと勤め上げるとは思えないが、

少なくとも前の会社よりは長く働けそうだと思っている。

 

なぜ、今この仕事をわたしがしているか、だ。

 

そのことで、昔なら、

その世界にわたしが飲まれて同じ穴の狢にきっとおちいる

と恐れていたかも、しれない。

 

そう、完全に、

自分には一切必要ない世界だから

冷静にかかわれるし、

その按配をきちんと見極められる。

 

この世界にかかわることで、業界としてのメリットで

力学的に得をするつもりもなく

(ただし、わたしの仕事の技術力の対価はいただく)

 

そういう状態がいちばん、

わたしにとってニュートラルでいい感じだと思っている。