五感を飢えさせろ!

食養占星術をはじめたことで、(くわしくはこちら)
食べたら健康になる魔法のような食べ物をわたしが占いでお伝えするかの如く思われていたら、
それは大きな誤解なのです。。。


その話の延長になってくるのですが、
五感って、満たさないで飢えさせておくことが必要な時ってあるよなぁ、というおはなし。


今回は超有名なスティーブ・ジョブズをとりあげてちょっとチャートを読んでみたいと思うのですが、
わたし、昔から、アップル社の製品、見た目も可愛くてお洒落で欲しいなぁ、と思うのに、
実は1台ももってません。


いや、正しく説明すると、初代のiPodを持っていたのですが、なぜかぐるぐるスクロールするボタンの調子が悪く、
そのときあまりつかいこなすこともなかったので、修理後さっさと手放してしまいました(その期間約1ヶ月w)


わたしは左利きなので、
ああやって直感的に操作できて、左利きも右利きも関係ない操作が可能な機器というものは
ストレスが減るので大好きなのですが、
いつも、わたしが「この操作ははずせない」「これとこれの互換性ははずせない」とか思っていることが、
アップル社の製品ではことごとく不可能なんですよ。。。


その問題は、
わたしが自宅仕事をはじめてからさらに大きくなり、
スタバでこれみよがしにマックをひろげて仕事、
みたいなことを、数年前にはちょっとやってみたかった(←アホ)こともあったのですが、
結局仕事で使うあれこれの機能を考えると、地味にレッツノートで十分ではないかと。。。




一時期、アンドロイドとiPhoneをどちらにするか迷ったのですが、
有線でPCとやりとりすることが不可能&メモリーカードが使えないということであっさり却下。
当時まだテザリングが不可能な時期だったので、これらは重要項目だったんです。
で、出先でPCデータを携帯から送受信できればいいなということで、
xperiaを半年ほど使ってみました。
(結局、わたしにとってスマホは必要がないということがわかり、あっさり手放し、
現在はPHSを愛用しています(ネットすらつなぎません。メールと電話専用)。)


で。


アップルの製品の何が危険かというと、
普段の生活で抑圧されている、いわゆる「左利きの人が喜ぶ感覚=直感的なあれこれ」が、
製品を使用することで適度に満たされて解消されてしまう、ということにあると思います。
(もちろん、上級者のみなさんは、アップルの製品をしっかりクリエイティブにつかいこなす領域まで達してらっしゃると思うのですが、凡人はなかなかそこまでいかないで満足しておわってしまう。。。)

食養占星術でもわたしはちらりとお伝えしてますが、
意欲的に仕事を頑張ったり、何かにチャレンジしたい人はスパイスを断った方がいいよ、と。
(火星の要素をスパイスで補うと、火星のエネルギーを使えなくなるのです)。


そういうわけで、本来であれば、そのクリエイティブな才能を個人でどんどん生かして何かに発展させていくかもしれない人が、
アップル社の製品で楽しく遊ぶだけで満足して、日々のルーティンワークに耐えることができてしまっていたら、、、
それってあまりよろしくないのではないかと。

極端な話、クリエイティビティ、オリジナリティを大事にしたい人は、
高城剛ではないけれど、アンプラグドな南の島で原始的に暮らす、とまではいかなくても、
電子機器を一切断ってみる、くらいのことをやった方が活性化するように思います(天王星の要素断ちですね)。


グローバリズムが保守派より一枚上手だなといつも思うのは、抑圧したら暴発するということを熟知して、
そのためのガス抜きということを周到に準備してあるということ。
また、優秀なマイノリティの活躍の場というものもちゃんと用意してある。(そりゃ負けるわな。。。)


ジョブズさん自身のチャートをみていると、
ぶっとんだ俳優さんのチャートにもよくある感じで、
ノーアスペクトの天体があり、個人天体が外惑星に強く影響されてます。
モーツアルトのチャートも少し彷彿とさせますね。


モーツァルトも結局、メー〇ンにパトロンとしてバックアップしてもらったことで活動ができた人。


個人の才能を、個人でもてあましてしまう人は、どうしても大きな社会的なバックアップ機関に助けられ、
自分の才能もそこにささげる、という生き方になる人が多い気がします。


彼のチャートは結構ドラスティックなのですが、
金星や海王星が強く目立ちますし、人の中で評価される美、
しかもそれは洗練されてシンプルである、ということが強く伺えるチャートになっています。
個人の悪趣味(ダリみたいな)なのとは全く違う感じですね。
これは金星が山羊座にあって強く効いていることが大きいと思います(確か彼は禅大好きだったはず)。


また、月が牡羊座1度にあってノーアスペクト。これがまた強烈ですよね。。


牡羊座というのは、12サインのスタートのサインであり、しかもその1度。
非常にアイデア豊かである反面、まだ魚座の海からあがったばかりでかなり不安定。
あぶなっかしいのです。

そして、月は「模倣」の天体。
つまり、「オリジナリティ」がほんとうにある、というのではなくて、
「オリジナリティがあって個性的」な雰囲気になるということなんですよね。


これすごいミソですねw


そういう、適度な劣化、適度な大衆受けする要素があるから、これだけ万人に受け入れられたのだと思います。


それから、ジョブズは若くして亡くなられたので多くの人がその死を惜しみましたが、
彼はベジタリアンで健康オタクっぽかったので結構意外だなぁと思った人は多かったのではないでしょうか。


彼のチャートはいろんな説があって、それによって配置が異なるので一概にはいえないのですが、
わたしが参照してるアストロコムのチャートでは、
ASCが乙女座、太陽が6Hで魚座に入ってます。健康オタクには納得ですよね。
そして、仕事のやりすぎてからだをこわす、というのもそのままというか彼らしいというか・・・


もうすこし、ICである射手座的な、哲学的で求道的な生き方をスローペースで彼が生きることができていたら、
もうちょっと長生きなさっていたかもしれませんが、彼の才能をひたすら社会に還元させ続けた、というのがやっぱり
彼らしいのかなと思いました。


そういうわけで、
社会に自分の才能をささげるということは、ほんとうに大きな犠牲を伴うなとつくづく思います。


わたしは地味に個人として幸せに生きられればそれで良いと思っているので、
必要以上に稼ぐよりのんびりしていたい派なのですが、
どちらにしても、五感を満たしすぎて甘やかすというのはこわいなぁと最近強く感じています。


もちろん、形而上の感覚を安定させる大前提として、五感をしっかり使うということは大事なのですが、
五感で味わうあれこれですら、幻想なのだよな、、ということをすごくリアルに感じる今日この頃なのです。

(こんな感じで、好物に埋めつくされてしまうということは、はたして幸せなのかどうか。。。)


五感で味わわない、イメージやスピリチュアルな次元でのあれこれが幻想で、
五感で味わうことがリアルではなくて。五感での体験すらも、幻想、という。。。


なので、どちらにしても、感覚的な要素を味わうのはいいのだけど、耽溺してしまうと、
必ず見失うものがある。


一度飲まれてみるのはいいけれど、必ず我に帰って来ることができる状態を常に持ち続けたいな、
と思う今日この頃です。